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■ 9/16〜9/18|東京ゲームショウ 篇■
行ってまいりました!ゲームショウ!!
やたら長くて読みづらいので、下記の目次をクリックして下さいな。
・1日目-9/16-未来館にて
・2日目-9/17-幕張メッセ地獄編

・9/18は秋葉原で人ごみに流されただけでしたので、省略。

*途中ある謎の空白(* *でくくってある)のは、ネタバレっぽい内容を書いてますので、背景色で書いてます。
ネタバレOKで読みたい人はドラッグしてみてください。


■9/16■
羽田空港に到着後、とりあえず色々な説明を受けた後にお台場の「未来館」の見学へ行きました。
今日はゲームショウへは行かなかったのです。
でもってこの未来館、単なる子供向け博物館だと思って舐めて掛かっていたのですが、物凄くSFチックな科学考証、生物学やロボット技術、マンマシンインターフェース等、とても充実していて見飽きませんでした。
この中でも特に面白かったのが、「2人乗りのロボットを操縦するコーナー」でした。
始めはステージに置かれた模型を、PS2のコントローラーで操縦して練習して、その後で専用の「コクピット」(これが立体目眼鏡をかけたり、コクピットが揺れたり効果音が鳴ったりと、かなり面白いのです。)
コクピットは7人乗りで、内二人はシートの前でそれぞれロボットの右半身左半身を操縦します。
スティック操作で全身後退左右旋回上下角操作と重心移動が行え、動かすとステージ上に置かれたロボットを動かせるのです。
パイロットは自分と、もう一人は知らない人だったのですが、残りの皆(合計7人)が妙に意気投合して、練習用のロボットに戦いを挑んだりしてました。相手のロボもノってくれて、楽しかったです。

あと、おみやげにウェーブ製キット「HONDA P3」1/12キットと宇宙食を買いました。
その後で幕張メッセ隣のホテルに行ったのですが、横を通る人が皆ゲームショウの紙袋を下げて歩いてるのを見て、「明日こそは俺も・・・!」とか密かに燃えるのでした。



■9/17■
でもって今回の旅行の目玉、東京ゲームショウへ行きました!!
とにもかくにも最初はパンフレットを貰い、最初に目に付いたエンターブレインのブースへと行きました。
結局、ここでは時間が上手く合わなくてクリエイターさんの会談を見れなかったのですが、とりあえずは配布本を一杯貰えました。

でもって一時間ほど色々うろついたところでようやく他の会場への順路が分かり、続いてはバンダイブースへ。
ここでは先ずは受付で、GCのがチャポンウォーズの体験版を貰いました。こういうのをもらえるのもイベントならではですね。
そして期待の新作「交響詩篇エウレカセブン TR1:NEW WAVE」を体験プレイして、特典映像のサンプルを眺めてました。
キャラの基本操作からリフ(サーフィンみたいな、空を飛ぶ乗り物)のやり方、LFO(ロボ)での戦闘からLFOでのリフ乗りの仕方、ストーリーの一部まで体験できました。
リフもLFOも慣れるまでは何度もリフボードから転落したりLFOで上手く格闘戦が出来なかったのですが、慣れるとクイックターンが出来るようになったり、LFOをビーグル形態に変形させて、腕だけだして敵の足にラリアットしたり、ブーメランで敵をまとめて倒したりと、色々出来て楽しかったです。
特典ムービーのレントンも性格違いすぎて面白かったです。
いい意味で、「ハメを外したゲーム」だと思います。アニメに登場する*ニルヴァーシュ*も操作できるみたいですし。


でもって次はソニーブースで「ワンダと巨像」の体験プレイ!
もうこれは、映像が素晴らしい!
プロモムービーを見た後、10分間の体験プレイの間に色々出来そうなことを試して回っていたのですが、
後半で巨像が現れたときにはもう時間が無くって、結局倒せませんでした。
それでも「ICO」で培われた技術を更に進歩させたグラフィックと操作性は抜群で、巨像も実はあまりポリゴン数を使ってないみたいです。
流石に全身毛むくじゃらの部分とかはアレなのですが、剣や棍棒のような巨像の「武器」や、体を覆う鎧のような岩や建造物はかなりのローポリゴンであるにもかかわらず、テクスチャの密度や画像効果もあって、かなりアップになっても滑らかで綺麗なポリゴンに見えるのは凄いです。
一歩一歩地面を抉りながら歩く巨像に見とれていたら、相手の棍棒で思い切り張っ倒されたりしましたが(笑

そして「巨像が歩く」→「地面が抉れて、空気の流れが乱れる。そして地面の土や石が跳ねる」→「主人公にそれがぶつかったり抉れた凹みに足を取られたり、巨像が歩く振動で転びそうになったり」と、細かい演出も映えますし、リアクションしながらもこっちの操作に実にスムーズに動くキャラクターも良かったです。
とりあえず巨像と戦うときは、足を刺して動きを止めたり、相手の「目」を狙って弓矢を射ったりと、出来ることを色々探しているうちに体験終了。
クリエイターを目指す自分としては、こういった「ゲーム一本でおなか一杯に出来るゲーム」を作れるクリエイターの人は凄いと思います。
シリーズを出すことがファンの要望に応えるということならまだしも、アニメや漫画とのタイアップで完結もしてないアニメのタイアップ系ゲームをバンバン出す「商用を意識しすぎたゲーム」よりも、こういった作りこみが細かいゲームの方が惹かれるものがあります。
元からシリーズを想定して作っている作品なども、かなりいい物が多いのですが。
ともかく、「このチームが作っているからこのゲーム」というイメージがぴったりのゲームです。
主人公があまり強すぎない、強い物に敢然と立ち向かうという構図も個人的に好きです。


そして次はナムコブース!
最新作「ゼノサーガ エピソードV [ツァラトゥストラはかく語りき] 」のプロモムービーと、「ゼノサーガDS」のプロモを見てきました!
最初にみた「DS版」こと「エピソードT・U」ですが、キャラをドット絵にし、アニメ版のシナリオとイベントグラフィックを追加して、「ゼノギアス風イメージ」を追加したような内容でした。
いっそのことローポリゴンでもAWGSを3Dにして、イベントシーンでぐりぐり動かした方がより「ゼノ」らしくて良かった気がするのは自分だけでしょうか?
開発段階ということで、AWGSのアニメーションが2、3枚だけのアニメーションだけで動きが荒かったり、ストライプ(一度に画面に表示するキャラの人数等)が多くなると画面にノイズが走ったりするのですが、その辺りは製品版でかなり修正されるみたいです。

でもってゼノV。
キャラデザインとメカデザインが「イグナクロス零号駅」や「旋光の輪舞」のCHOCO氏になり、キャラはTとUの中間くらいのバランスの取れたスタイルに、メカは豪奢なディテールが追加されたものになってました。
コンセプトデザインも担当しているらしく、ステージやムービー中のイメージもイグナクロスっぽくなってました。
こういったステージ、キャラ等を原画者のイメージどおりに3Dの立体に起こせるモノリスソフトのスタッフは素晴らしいです。
あと、ムービー中だとESで宇宙空間を飛び回る操作が出来るシーンや、宇宙でのバトルなどのシーンもありまして、より「ES」を操作している感覚が味わえそうです。
また、ロボ戦闘EN制やロックオンカーソルの表示、そして「必殺」コマンドが追加され、よりゼノギアスらしくなっております。
バトリングもやってほしいのですが、無くても大丈夫かな・・・?

「T」の最後でバージルが乗っていたVX型のAWGS(ES?)も全貌が明らかになりましたし、ゼノギアスの*フェイ*らしき人物の登場も確認されました。
これから、「U」も遊び倒そうと思います。
これで「ゼノサーガ」は完結とのことですが、「ゼノギアス」に繋がるストーリーは未だ未完成、そしてゼノギアスも何時の日か移植されることを期待しております。
「V」が出れば、もうモッコスなんて言わせない!!


そして一服休憩。
といっても煙草吸う訳じゃないです。吸えないですし、何より苦手。
東京の各種専門学校が制作したゲームが出展されてましたので、それを1時間ほどプレイして回ってました。
3Dロボシューティングからパズル、横スクロールアクションとかもあったのですが、その中でも一番面白かったのが、
フランカーやF−15を操縦してドッグファイトや対艦戦闘を行うゲームです。
フランカー好きなので、迷わず機体はフランカーを選択。結構リアルなフライトシミュレータです。
その他にも、「旋光」とは違うコンセプトで出来た対戦弾幕シューティングゲームなんかもあって、かなり楽しめました。
東京ではないウチの専門学校は出展なしです。
先のフライトシミュレータなど、ミサイルの軌跡が描かれたりエフェクトがアニメばりに凝っていて素人作品にしても凄い出来栄えで驚きました。


そして再びソニー(SCE)ブースで「ガンパレード・オーケストラ」のプロモーションディスクを貰い、一路コナミブースへ!


コナミブースのメインは「MGA2」と、「METAL GEAR SOLID 4」!
小島監督や、デザイン設定の新川さん、ゲーム中のグラフィック担当の高部さんなどのトークも聴けました!
「ファンとして聴く」のと、「クリエイター志望として聴く」のとでは、感動の仕方にも差があるものだと思い知りました。

でもって、最初は「4」プロモとして「2」と「3」のグラフィックデータを使って制作された「主役争奪編」と、
「METAL GEAR RAIDEN」には思わず爆笑してしまいました!
「主役争奪編」は「主役」と書かれた椅子を巡ってライデンとスネークが戦うストーリーで、
「METAL GEAR RAIDEN」は、主役の座を奪われたライデンが「MGS3」や初代「メタルギア」の世界へタイムスリップして、ビッグボスとスネークの暗殺をもくろむ短編ムービーです。
ライデンが人違いで殴られたりヴォルギンに襲われたりドット絵になったりと、見所満載の短編でした!
そして「4」のプロモ、すっかり*爺さんに*なってしまったスネークや、進化したグラフィック、新たな世界観と新たなメタルギア、
もう見るもの聞くもの全てが驚きばかりでした。
最後にはPS3の試供版を使ってのデモも公開され、ゲームの技術面でも色々と勉強になりました。
そして小島監督の*「MGS5があっても、僕はやりませんよ」*といった意味深な発言や、
ある意味ネタバレでもある新型メタルギア*「月光」と「メタルギアMk−2」*の公開、
「潜入ミッション」という「設定」から始まるのではなく、「戦場」という「環境」から始まるストーリー、
敵味方の入れ替わりが激しく、そしてその敵味方すらもプレイヤーとスネークの判断に委ねられる緊張感。
どれもこれも、話を聴いているだけでプレイしたくなるような話ばかりでした!

そして、メインの一つである「MGS3 SUBSTANCE」、これもまた面白かったです。
最後にはコナミのスタッフと一般客の人たちとの間で「MGS3」のネット対戦も行われ、こちらも大盛況でした。


ラストにはセガブースの「ファンタシースターユニバース」とスクウェアエニックスブースの「フロントミッションオンライン」を見に行きました。
で、まずはファンタシースター。世界設定は今までの雑誌などでも公開されていた「PSO」のものを踏襲するという、
今までのノーマル「ファンタシースター」とは違うストーリーを描くもので、恐らくは前作シリーズで宇宙船に詰め込まれて宇宙に飛ばされたダークファルスか、それら関連の話も出てくると思います。
「PSO」とも惑星の名前やその他で異なる設定だったので、クリエイターとして、よりも一ファンとしてこちらは期待大です。
システムも「PSO」と同様で、キャラメイク機能があるので主人公等のキャラを自分で作成できるのも強みです。
デモシーンなどで自分の作成したキャラが動いて喋って世界観を構築するのですから、ユーザーにしてみれば自分だけのRPGの主役を演じられるわけですからね。
「AC」や「J−PHOENIX」で、自分の作成したメカがデモプレイで主人公機として活躍するシーンを見るものに近いかもしれません。
試遊台もあったのですが、時間が無かったこととプレイヤーの人が沢山いたことでプレイは出来ませんでした。無念。

でもってフロントミッション。
こちらは、体験コーナーで「サバイバルモード」での撃墜数に応じて賞品がもらえるというキャンペーンをやってました。
普段ネットゲームをしない環境に住んでいるので、早速プレイ。
簡単な操作方法を教えてもらい、マシンガン片手に敵ヴァンツァーと戦ってました。
結果、スコアは敵撃破1、敵部位破壊3と悲惨な結果で終わりました。

感想としては、二本のスティックで移動と照準、その他ボタンで攻撃や武器切り替えという
「ラブアンドデストロイ」や「ガングリフォン」みたいな感覚なのですが、
上半身の操作が極端に難しく、また平行移動が非常にやりづらいこともあってほとんど敵の攻撃を回避できず、
ミサイラー、リペアラー、アサルトの3機で組んで襲ってくる敵に対してこちらのアサルト1機のみでは倒すのは非常に困難でした。

アサルトが邪魔になるから攻撃していたら、ダメージを与えた直後にリペアラーが回復、
リペアラーを攻撃していたら遠くからグレネードやショットガンが飛んできて、足を壊されて移動できなくなったところで
敵の十字砲火を浴びるという何とも情け無い負けっぷりでした。
しかも敵を倒すと同じ敵がまた直ぐに現れるので、敵のアサルトを撃破したところでまたアサルトが襲い掛かってきたりとか。

ローラーダッシュも非常に使いづらいのですが、それでも最大撃破数が10機とかの人も居ましたので、
やはりエースになれる人とかはやり込んでいるのかな、と思いました。
撃破されましたが、それでも後半になると操縦やシステムにもそれなりに慣れましたので、「やった分だけ上手くなれる」ゲームとしては非常にいい物だと思います。
ちなみに賞品は、15機以上撃破でUSBメモリ、5機以上撃破でオリジナルタオル、それ以外はオリジナルマウスパッドでした。



B5ノート5ページ分にも及ぶ長い文章になりましたが、
それだけ観る部分と聴く部分が多かったということで。

ユーザー向けのキャンペーン的なものから、クリエイター志望の人を対象にしたものまで、非常に多くの出展内容、表現があり、昼食も摂らずに夢中で見て回ってました。
是非来年も参加したいのですが、来年は就職活動や卒業制作もありますので、自粛して別の機会に自分で予算出して何とか行かないとですな。







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