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■ 9/21〜9/22|東京ゲームショウ2007 企業編■
今年も参加しましたゲームショウ。

しかし!今回は一般客でもなければ専門学生でもなく、ましてや不法侵入でもありません。
そう、企業なのです。下請けなので出展は何も無いですが、ちょっとでも自分が関わったものとかが置いてあると嬉しかったり。


ただ、参加数日前と参加当日ではテンションが大きく異なりまして…原因の一つとしては前日に所謂「説教スイッチ」の入った社長率いる社員全員で飲みに行き、深夜まで飲まされまくった挙句終始説教地獄で凹みっぱなしの二日酔いだったからだったりします。

翌日他社との打ち合わせを終え、また他社との打ち合わせのためにメッセへ移動。初めて関係者以外立ち入り禁止の区域に入ったりと色々な初体験を終えた後、2時くらいにメッセ内で開放。
企業のみの参加だったためか観始めたのが遅かったためか、ステージ演説をする人やコンパニオンはほぼ無く、人も翌日の数十分の一という閑散とした状態だったのでかなり自由に回ることができました。…といっても会社に帰って仕事もしなきゃだったので実時間30分くらいしかいなかったですけど。

試遊台が並ばず遊べたので、真っ先に向ったのが「ガンダム オペレーショントロイ」。通というかやはりというかジオン側は他社員の列が出来てたのでやむなく連邦軍の砲兵でプレイ。
説明係のコンパニオンの方からすぐMSに乗るよう言われたので、他のプレイヤーより先にGMを奪って搭乗。乗り込むアクションとかはないのでワンボタンで操作が切り替わります。
ちなみに戦闘は海外出展のマイクロソフトブースとの通信プレイで、全ての試遊台と戦場が連動しているとのこと。

操作の感想は、兵士時は多少の照準補正があるので大まかに狙ってもMSには当てられるのですが、
MSになるとやや機敏すぎるというか少し照準を動かしたいのに大きくずれてしまうなど、咄嗟の操作が難しいものでした。
開発中との事なので、これはまた改善されそうな気がします。
機体にはHPゲージがありますが、ほぼ有って無いようなもの。出会い頭にHP満タンのザクの頭を吹き飛ばすことができたのですが、それでザクを撃破できましたので。
このゲームだとMSの操作は動きがもっさり、照準が機敏すぎる印象があるので、もうちょっと細かくサイトを動かせると見た目どおりの「重い」イメージの戦闘が楽しめそうです。
戦車に乗るとそのあたりはうまく緩和されてた気がします。


次はスクランブルコマンダー。自機が操作できるという点と空中・宇宙等と多層階層状になってるステージがすごく期待。
ゴーダンナーがボタン操作で連続攻撃を繰り出すシーンもあったので、アクション性は結構高そうです。
……ただ、見た目は攻撃が当たってるのに「MISS」と表示されて回避されるところや、格闘攻撃中はモーションすべてに攻撃判定があったりと、どっちかというとMMORPGの戦闘のような雰囲気になっていそうです。
マクロスゼロとゴーダンナーが操作したいところです。頭身も再現されてるそうですし。


最後に観たのがメタルギア。
パンフレットは今回入手できませんでしたが、プロモは全部見てきました。
ファミ通にも載っていた新敵、B&Bは映像でみるとその恐ろしさがよくわかります。
スクリーンを生かした映画のような演出も面白かったので、メタルギアを遊ぶときはいつかスクリーンで遊んでみたいところです。

それはそうとして、Jな人が話のメインになってたり、MGS1の名場面が4で再現されてたり2以上のロボットバトルな展開になったりと、燃え上がる要素が盛りだくさんで楽しみです。
PS3持ってないんですけどね……。

技術的な事を言うと、MGSシリーズはキャラにポリゴンを割いてる分背景はかなりのローポリゴン。
その分をテクスチャの技術と照明効果でよほどアップじゃないと気付かないくらいまで作りこまれているのに驚きました。
プロモでスネークが大きい木箱に隠れているシーンがあるのですが、その箱はスネークより大きいのに、ポリゴンで箱を作成する最低値の6ポリゴンで作成されていたり、
隠れることのできるドラム缶は金属の厚みをテクスチャの貼り方でカバーしていたりと、色々な工夫がされていて面白かったです。
2年前のステージイベントでややオーバーぎみに光の表現を行うことでリアルな戦場を演出するという技術も公開していたので、おそらくそれも背景グラフィックを効果的に見せているんじゃないかな、と。憶測だけでものを言って見たり。



■翌日■

正直、一般来場日を侮ってました。開場時間に着いて入れればいいだろうと思っていたのですが、電車は眼鏡とか装備とかが凄い人で埋め尽くされてて、駅からメッセまでの道のりは裏道を使ってスムーズだったのですがその後の入場までに昼近くまでかかって…。学校で行ったときはゲストパスを使って堂々と入って、企業日は招待チケットを持ってたので軽い受付を済ませるだけで入れたので、ここまでしんどいとは思ってませんでした…。

そして入場後はスパロボOG外伝のプロモを観て(この時に色々あったのですが、それは置いといて)、蜥蜴がギルティギア2の試遊を遊んでるのを観て、適当に見回った後で専門学校時代の友達や後輩と合流して、
なぜか学生が泊まってるホテルの部屋まで上がりこんで話し込んでたわけですが……それはさておき。

ギルティギア2は事前情報を知らずに観たので、3D無双系アクションになった事にまず驚きました。
アクションそのものは単なるキャラクターゲームにならない独自の「拠点」要素やソル以外が全て新キャラに入れ替わっている事、他のアクションだと「ソニック」くらいでしか知らない、
高速移動時にステージそのものが細く歪んで視界が前方に集中する演出など、見ているだけでも面白かったです。
個人的にはカイとかアサシンの方々が好きなので、他のシリーズキャラも参戦希望したいところですが…どうでしょうかね。
格ゲーの時のアクションや技もあるので、ストーリーを廃して格闘に逆移植とかも有り得そうで、ゲームそのものだけでなくその後のシリーズ展開も気になる一本です。

セガブースで映像出展されているはずのバーチャロンは無かったのですが……プロモディスクを貰ったので、おそらくその中でしょう。たのしみです。


ついでに我が社も関わってるとあるソフトを出展しているブースも何箇所か覗いてみたのですが、うち一つは反対側にあるビッグタイトルの方に企業・一般ともに視線が集中していたため、ブースの前に並んでいるのにみんな尻を向けているという異常な光景でした……。


■総評という名の辛辣で偉そうなただの感想■

・とりあえず、コンパニオンやらコスプレイヤーの写真だけ目当ての人は色々大変。
 プロモとか流れてても近くにコンパニオンがいたら目の前に陣取ったり……。皆が皆そうじゃないのはわかるんですけどね。

・専門学校の作品はキャラ萌えに特化したものorさせようとしているものか、システムの面白さやアクション性をウリにしているものかの二極。
 後者の方が面白いのは言うまでもなし。個人的に好きだったのは各種ボタンでスムーズに攻撃を行えるアクションシューティングや、モーションキャプチャーを利用してロボットの手足を直接動かすシステム、あとは2人のキャラを結んでいる光のロープで敵やオブジェクトを弾き飛ばして敵を倒すアクション等等。
 対極にあるのはゲームは置いて無いけどパンフレットと絵とコスプレイヤーが一杯居るところとか……ですかね。

・PS3が物凄く欲しくなりました。主にMGSのために。

・撮影したい人は午後から、市場を楽しみたい人は午前早くにいくのが吉。昼2時くらいになると舞台公演かコンパニオン撮影に回ってプロモとか出してる所が減ります故。

・イベントそのものより企業の打ち合わせとか企業日の格ゲー会社他流試合とかイベント後の後輩と遊びに行ってた時の方が面白かったような。
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