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■ 10/9|東京ゲームショウ2008 企業編only■
二年目の企業日ゲームショウ。
今回は会社用のレポートを作成する必要があったので、写真もいくつか添えています。
また、文章も一部編集してますがほぼレポート提出書類のままになっています。


@入り口
 ジャレコ連帯労働者組合によるジャレコHD、ジャレコへの抗議活動が行われていました。
 (ジャレコからモバイル部門、オンライン部門が無くなる際に両部門に所属していた社員が全員解雇に
 なったというものとのことです)
 仔細な情報はインターネットでも入手可能です。


 他には、シマンテックの大型バルーン人形「ノートンファイター」の展示がありました。
 ノートンインターネットセキュリティがゲームユーザー向けに調整されているという事のアピールと
 思われます。
 バルーンの全長は8〜10mくらいありました。


@モバイルコンテンツ

・docomo、auのブースの他、D3パブリッシャーのモバイル事業部を見学に行きました。
 docomoでは過去の名作ソフトの移植をメインとしたラインナップで、
 移植作品の#Dゲームは多少動きが原作より固いものの、実際のハードで遊んでいるのとほぼ同等の
 操作間隔でプレイできました。
 (遊んだゲームは電脳戦記バーチャロン(SEGA)、魔導物語U(D4エンターテイメント、SEGA)です)
 対戦の際、通りすがりのNTTドコモの社員の方が相手をしてくれました。
 相手のほうが年上でしたし、接待プレイを・・・とも思いましたが、そこはそれ、色々と試したいこともあった
 ので基本操作を試したら普通に遊びました。
 とはいえ一回戦撃破も気が引けたので最初は技を色々試して、二回戦目はバイパーUで
 普通に戦いました。グランディング・ラムとかLSCダイブが使えるのはいいですね。
 ちなみに、今回はこの二機しか選べませんでした。

 また、auでは3Dをメインとしたオリジナルゲームを扱っており、
 3D対戦アクション「DeathLand」とUNO(BTD STUDIO)、サッカーゲーム(ゲームロフト)
 が展示されていました。
 サッカーゲームは動きが滑らかで自由度も高い(ボールを獲ったキーパーに蹴りを浴びせられる。
 無論レッドカード)のですが、
 通信関連で多少不具合がありました。(通信中にゲーム終了ボタンを押した後で終了をキャンセル
 しても、通信は終了されてしまうのでエラーになっていました)
 (ゲームロフト担当担当の方と名刺交換させていただきました)

 「DeathLand」は、開発中のために一度攻撃を当てると二回目の攻撃がヒットしなくなったりするなど
 ありましたが、それ以外にも移動手段が「前進・後退」しかなく、左右キーが「視点操作」だったため、
 向かいたい方角に視点を動かして上下キーを押さないと方向転換ができないため、少々操作に難が
 ありました。
 ただ、舞台となる町並みの3Dと、敵モンスターを発見したときにカメラがやや下からの向きに
 切り替わって敵を大きく見せるようになっているので、画面サイズが小さくても迫力がありました。
 また、今回は他のプレイヤーと会うことは出来ませんでしたが、数千人規模でのタイムラグの無い
 MMOゲームとして機能するとのことです。
 (BTD STUDIO担当の方と名刺交換させていただきました)

 D3では、「地球防衛軍3」のほか、アドベンチャーゲームが数点展示されていました。
 「地球防衛軍」は他の2社のゲームよりも動きが滑らかで、上記のauの3Dアクションでの
 操作性の問題もなくプレイできました。
 D3は写真撮影禁止となっていましたので、写真はありません。


@カプコン

・Wii用ソフト「モンスターハンター3(トライ)」の展示が行われていました。
 操作に関してはブース内で見る必要があったのですが、人だかりに入ることが出来ませんでした。
 過去シリーズと違いシステムを1から作り直しているためか、新ステージの水中での操作以外でも、
 基本システムの出来を調べている人が多いように思いました。
 シリーズは冒頭の一部しかプレイしていないので判らない部分が多いのですが、
 過去シリーズのデモや要素にはなかった部分(複数の猫を率いる、漁業を行う等)も
 多く追加されているようです。また、鎧の展示もありました。


@レベルファイブ

・新作ゲームソフトに関してはカーテンで仕切られていたほか、メディア関係者が大挙していたため
 入ることが出来ませんでした。
 仮想ゲーム機として発表されたポータルサイト「ROID」は、
 コンテンツとして購入したゲームを「ROID」を通じてPCと携帯電話の双方で遊べるというものでした。
 詳しい仕様については公開されていませんが、メニュー画面にはTV、映像、音楽の項目がありました。
 発表されたコンテンツは、ROID上で読める週刊誌「ファミ通ROID」と仮想ゲーム機での
 ゲームプレイです。
 また、レベルファイブは現行のレベルファイブ製品をROIDに移行することを発表しましたが、通常の
 ソフト販売も同時に続けるとのことです。
 (ROIDはハードのモックアップも展示されていましたが、実際にはネットワーク上に存在するので、
 写真のようなハードを実際に購入するわけではないようです)


@アイレム(マイクロソフトブース)

・「みんなでスペランカー」しか見ていません。
 元々このゲームはエイプリルフール企画で提案されたものだったのですが、HD画像仕様や
 オンライン対戦機能など、ウソ企画として発表された仕様がほぼ実装されている模様です。
 スペランカーは、本来のブース内展示ではなく、ブース外壁の隅っこにモニターとコントローラーが
 生えていて、ゲームプレイとデモが見られるようになっていました。
 ステージの端に到達したとき意外は画面が常にスクロールするため、きれいな写真は撮れませんでした。


@バンダイナムコゲームス
・ファミ通で公開されているゲームの体験コーナーと映像出展が主で、目だって新しい情報は無かったように
 思います。
 「スカイクロラ」、「マクロス」等、3Dシューティングゲームの操作はボタン数が多いですが、動きが滑らかで
 スティックの動きに的確にキャラが反応していました。
 インターネットや雑誌で見られる画面のみだったため、写真は撮っていません。


@サイバーステップ
・数少ない国内オンラインゲーム企業の一つです。
 オンライン以外に、初めてコンシューマとしてMMOアクション「ゲットアンプド」の
 DS版が展示されていました。
 スキンエディットが再現されているのはドットグラフィッカー(仮)としては嬉しいところですが、
 それならばC21も次回はやってほしいならとか思いました。でもそれならフリーなんだし
 PC版をおとなしく遊ぶべきかなとも・・・。


@Co Festa
・「生活に役立つゲーム・技術コーナー」の中に、自分の関わったゲームが置かれていて、
 自身がやった去年のしょっぱいグラフィックを見て悶え死にたくなりましたが、反面
 嬉しくも有りました。
 (アサツーディ・ケイ担当の方と名刺交換をしました)


@BitCash
・オンラインゲームを主とした電子マネーを取り扱う会社です。
 14社のオンラインゲーム社(内1社は元ジャレコオンライン部門によって成り立っている株式会社ゲームヤロウ)
 が加盟しています。
 モバイル配信では今のところ実績はありませんでしたが、銀行やコンビニでビットキャッシュ(電子マネー)を
 購入することでネット上での買い物やゲームの課金を行えるので、モバイルでのアプリ購入にも利用できそうでした。
 (BitCash担当:堀田枝理さん)


@3Di
・オープンソースの3D仮想空間サーバを運営する会社です。
 物体やマップを作成する3Dツールや空間内で行える機能を拡張できるスクリプトツール等も配信されています。
 展示されていたものは、子供向けのしりとりゲームと不動産業者に対応した建築物の仮想空間のみでした。
 個人的な見方では、導入しやすいセカンドライフのような印象でしたが、
 見せてもらったサーバ内には本当に何も無いので、多くの人が集まってサーバを発展させるには相当の努力が要りそうです。
 (3Di担当:林宜宏さん)


@ボーンデジタル
・Maya、Softimage等3Dソフトのミドルウェアを開発しているほか、3DCG専門誌を発行している会社です。
 海外映画で使用されている技術やテクニックの解説のほか、ゲームショウ用の技術情報誌の配布(名刺交換後、一冊もらえます)、
 フリーの3D専門誌の配布、海外のデザインコンセプトのイラスト集のサンプル展示と販売、
 フェイシャルアニメ作成ツール「Magical V Engine」、3D情報管理ソフト「TestingStudio」の展示と実演が
 行われていました。
 去年、同社の柏木様にお世話になったこともあり、本人はいませんでしたが挨拶と名刺交換を行いました。
 (ボーンデジタル担当:加藤諒さん)


@ゲームスクールコーナー

・去年に比べてゲームの展示が増え、変わりに背景のないキャラの絵が置いてあるだけ、コスプレをした
 学生がいるだけの展示が減っていたので、色々と遊んでみて回ることが出来ました。

 目を引いたのは大阪電気通信大学の「Evolution」で、専用ゴーグルとモーションキャプチャを
 用いて自身の動作をリアルタイムに反映させるというものでした。(昨年度も見学しました)
 コンシューマでの実現は難しそうですが、遊園地のアトラクション等に応用が出来そうでした。
 (写真は「Evolution」のゴーグル内の映像と実演映像です)

 そのほか、キャラクターよりも背景のデザインが多く展示されている学校も数箇所見受けられました。
 (太田情報商科専門学校等)


@総評という名前の感想
・色んな会社の人と話せた分、去年よりも楽しめたかなと思っています。
 本当は「マクロスエースフロンティア」開発で恩師の人がシナリオを担当したゲームを作った
 アートディンクとか、現在進行形でお世話になっており会社にも挨拶に行こうと思っていたのですが、
 とにかく時間が足りませんでした。
 でも、一般日に行くのは自殺行為なのでちょっと今回は遠慮します・・・。




 帰り道、まだ彼は世界を守っていました。



 このアングルが特撮っぽくてカッコイイ。
 夕日だと尚良し。

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