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■ 9/17〜9/18|東京ゲームショウ2010 企業&一般編■
ショウ終了から一週間近く経ってますが遅ればせながら。写真は一般日と企業日が混ざってます。

@駅前〜会場

*↑カプコンの「SAVE CREATERS」


駅構内では、企業向け展示としてカプコンが「ゲームクリエイターを守れ!」という企画の展示
【ゲームクリエイターの剥製とその生態】を展示していました。平日はシャッターが下りていました。
内容は微動だにしない人がさまざまなポーズで立っており、
据え付けのボタンを押すと横に立ってる人が解説して、
クリエイターが鳴き声(という阿鼻叫喚)を発するというものです。

とりあえず、クリエイターの中でグラフィッカーや外注職の方は助けてくれないようです。


 
*←企業日×2   一般日→


駅前では2メートル超のアイルーがお出迎え。「モンスターハンターポータブル3rd」の宣伝看板のようです。
平日でも写真をとってる人はけっこう居ましたが、
一般日は比にならないくらい人が集まってその一箇所のみ人だかりになっていました。



@会場入り口

 
*←企業日   一般日→


オンラインゲーム会社の【gamania】が何かの展示をしていたのですが、
平日も休日も同じ展示で何か置いてあるわけでもなく、会場内の展示の方が充実していました。
歌手を呼んでゲームの主題歌ライブとか。
今年はノートンファイターも韓国のロボットも特撮ショーも無かったです。



@会場建物入り口

 
 
*←企業日   一般日→


入り口正面にコーエーテクモ、左側にUBIソフトの展示があります。
企業/一般で人数の違いが一目瞭然です。ちなみにゲームショウの一般日動員人数は
過去数年で最大人数とのことです。
おそらくは今年に「モンスターハンター」関連の進展が数多くあったことと、
アサシンクリードやラブプラス等ニッチな方面かつここ数年で人気の高い部門の出展、
ドリームキャストのLIVE復活という個人的にとてもありがたいSEGAの事業のおかげではと……
……と書きましたが、おそらくモンハン以外は大外れだと思います。



@UBIソフト

 
*←企業日   一般日→


とりあえず今回の個人的目玉の一つ【UBIソフト】の「アサシンクリードブラザーフッド」
を遊んできました。
ブースの外ではデモとかステージの上でマイケルジャクソンのダンスを社員らしき人が踊っていて、
ブース内は「アサシンクリード」新作を遊ぶ上での諸注意、大まかな過去作のストーリー、
エツィオを実機上で動かす序盤シナリオのデモンストレーションが総計15分ほどと、
新機能の一つ「オンライン対戦」を全員で楽しむというものでした。

オンライン対戦は剣を使ったバトルやチーム制ではなく、個々のプレイヤーが群集にまぎれている
他プレイヤーの中から更に暗殺対象を探し出し、気付かれず近づいて暗殺するというものです。
ゲーム中にはレーダーがあるので大雑把な位置を把握することは可能ですが、
逆に自分を狙うアサシンに対しては群集の中から自分を狙う動きをするものを見つけたり、
画面のわずかな警告に気付く必要があるなど、非常にスリリングです。
そのため、暗殺対象に近づいて仕留めようとした瞬間、自分が後ろから喉を掻っ切られるという場合も多々あります。

オンラインのシステムが他にあるのかはわからないですが、
個人的にはチームプレイにして特定のプレイヤー同士を狙い合わせるようにすると普通のゲームになってしまうので、
このままの方がいいかなと思います。
ちなみに自分は8人中7位。マスターアサシンの道はまだ長そうです。



@マイクロソフト

 
*←企業日   一般日→


SEGAの「ソニックアドベンチャーHD」とケイブの「ぐわんげ」を遊んできました。
フロントミッションエボルブも遊ぼうと思っていたのですが、失念していました。
動作が去年のTGSよりも改善されてるらしいので実際にソフト買うしか無いでしょうか……。

ソニックは以前どおりのままで、グラフィックもHD画質になって良くなったかと言えば解像度が上がっただけなのでそうでもないです。
ただ、コントローラーがDCに近い操作感でコントローラーが壊れないので、快適にプレイできます。
個人的にシナリオかマップに差異があれば買いですが、どうなんでしょうか。たまにポリゴンの角の当たり判定の隙間からソニックが落ちていってしまうのもDC版のままです。

ぐわんげは「デススマイルズ」と「エスプガルーダi」遊んでるから何とかなると思ってたのですが、
甘かったです。
漫画の「おとぎ奉り」等での井上さんの妖怪デザインが好きなので、
発売後は買ってクリアを目指すと思います。



@バンダイナムコ

 

 
*←企業日   一般日とDVD→


ひとまず行くのはスパロボブース。そしてソラトロボ。

スパロボはネタバレになりかねないシナリオパートはカットして戦闘部分のみなのですが、
ラインバレルはあんまり嫌味が無くて、主人公もミストさんよりはカズマっぽく、
設定上いくつかのキャラと交流もあったりと「これから成長していくキャラ」っぽいので、
シナリオ的にもとても良くなりそうな気配。

平日は時間関係なく第一話戦闘部分を遊べたので、
とりあえず全キャラで敵ボス・中立ユニットとの会話を楽しんでました。
いくつかのユニットは全味方ユニットと会話パターンや作品の枠を超えた専用の戦闘台詞もありました。
シナリオ上顔合わせするとイベント的にまずそうなキャラ(お互い友達同士だけど、
一方は相手が友達と気付いていない)も問題が起こらない形でしっかり戦闘前・戦闘中台詞が用意されてたりします。
こういう小さいけど楽しいクロスオーバーをもっと色々入れて欲しいです。


ソラトロボはテイルコンチェルトが品薄で手に入らないので前作からどう違うのかはわからないですが、
戦闘・ダンジョン探索モード時はボス戦もサクサク進むのでとても快適です。
敵が単体の場合はひたすらダウンさせて連続で投げ飛ばして、複数の場合は相手を持ち上げたら即座に他の敵にぶつけて
倒れた相手を更に投げ飛ばして……といった感じで敵ごとに戦闘パターンが組み立てられるのもいい感じです。

飛行モードは他の人のプレイを見ていただけなのですが、「超操縦メカMG」のときに感じた3Dフィールドの広さよりも圧倒的に広大な浮遊島群の中を飛ぶのは楽しそうでした。
ただ、マップ上のアイテムを集めるイベントをこなすのは大変だろうなとか思いました。
あと、主人公の相棒が男キャラっぽくないです。どっちかというと立場的にもヒロインのような……まさか。



@SEGA

 
*←企業日   一般日は諸事情につき、SEGAブースから写したコナミブースです。→


ヴァンキッシュ、ヴァルキュリア、ファンタシースター等等注目タイトルが多いですが、平日の段階で遊び忘れていた上、翌日は近づくのも難しい状況でした。
ヴァンキッシュは既にプレイ動画等が公式でアップされているので、あとは評判がよければ買いくらいに思っていたので、とりあえずパワードスーツだけ撮ってきました。
平日はファンタシースターポータブル2の新バージョンをチェックしていたのですが、前作プレイ済みの弟曰く「あまり大きな変化は無い」ということと、ウリの一つである転生による能力引継ぎシステムも、「敵のレベルがある程度上限が決まってるから、ディスガイアみたいな性能のインフレは起きないんじゃないか」との見解でした。
ファンタシースターはDC版とGCのEP2、DSのZEROしかやったことがないんでキャストのデザインが好みで旧来よりアクションが豊富な今作はちょっと気になっています。
また、ゲームショウではなくネット上の情報ですが、「PSO」の新作も発表されていたのでそちらも気になります。

休日のSEGAブースはヴァルキュリアを撮ろうと思ってたのですが、ちょうど声優の中村悠一さんのトークが終わったところで某ゲーム情報サイトの契約記者のマフィアな人を見かけて失礼ながらも写真を撮ってしまい、SEGAブースの写真がそれしかなかったのでページには載せて無いです。



@カプコン/エルシャダイ


 

*↑企業日    →*エルシャダイ*    ↓一般日


カプコンブースはここでも複数のアイルーがお出迎え。アイルー車の横では社員の人が弁当を食べてて、アイルー人形は1メートルくらいの小さいけど精巧なものが飾ってありました。
カプコンブースは通路をはさんでソフトごとに三つに分かれていて、一般日にはそれぞれに客足を分けられるようになっていたっぽいです。
(実際にはブースに入っていないので、あくまで「っぽい」です。)

マイクロソフトブースにてモンスターハンターフロンティアの試遊台と「重鉄騎」の告知を流していたので、そちらにも人は分かれていると思います。
確かエルシャダイも販売はカプコンだったと思うので、それらを踏まえると平日・休日ともに最も客足が多かったのはカプコンなのかと思います。

エルシャダイブースは休日の段階でブース内に人だかりができていたので遊ぶのは諦めました。ネタ扱いされてますが注目度は高いみたいです。
主人公のインパクトはいろんな意味で凄かったですが、個人的にはアジア民俗っぽいデザインの敵や西洋っぽい床面に東洋っぽい造りのマップとか仏像っぽいレリーフが集まってできた巨人像の腕とかのビジュアルは好みです。



@モバイルアプリ




こっちはあんまり遊んでいないです。
とりあえずGジェネレーションだけ遊んできましたが、これは別売りのタッチペンかipadがないと、小指で遊んでもユニットが隠れたり移動範囲の指定がめんどくさいです。
サウンドはかなりいいですが戦闘アニメはところどころドットがくずれていたので、製作中なのか大きい画像を戦闘中に縮小して表示しているのかもしれないです。アニメーション自体はなめらかです。
ちなみに声は入っていませんでした。



@ゲームスクールコーナー

このあたりは時間が無かったのでぐるっと見て回っただけです。写真も撮れていないです…。

大阪電気通信大学が過去に展示していたモーショントレースで動くゲーム「Evolution」を踏襲しているっぽいモーショントレースのデモ映像を流していたことと、その向かいにあった学校に置かれていたドライブシミュレータ筐体を使用したロボットゲームを遊びそびれたことだけが記憶に残っています。



@FORUM8


*コースと車の模型  シミュレータ上でARによって再現されたコース→


主にAR技術を用いたシステムを紹介していたのですが、特に気になったのは写真のドライブシミュレータで、模型の車が走っているコースが模型の車載カメラを通じて3Dモデルに変換されて表示され、そこに実際にはおかれていない障害物や景色などを3Dで表示するシステムのようです。
ちなみに、いつもお世話になっている「ボーンデジタル」社も出展していましたが、残念ながら冊子類は今年は無料配布版のCGWORLDのみで、名刺と引き換えに貰える海外書籍の翻訳版は貰えませんでした。



@アスキーメディアワークス



ブースの広さが去年の2倍になってました。
今回は「禁書目録」のPSPゲーム展示やアニメ展示、電撃ゲームスの無料配布版を複数発行するなど精力的に活動していました。
近年のライトノベル原作のゲームは大体がアドベンチャーかシミュレーション、ミニゲーム集とかなので本格的な対戦アクションは珍しいような気がします。

アーカイブとかで「クォヴァディス2」をお願いします……とか、去年も書いた気がしますが一応。



*感想

自分が行った事の有る例年と比べて、一般日の人の数はここ数年で最大ということもあり多かったですが、過去にあったような割り込みとか写真撮影のためにでっかい機材で列を遮る人とかは見なかったので嫌な思いをすることはありませんでした。
ゲームユーザーのモラルが向上しているということなのか初参加の人が多かったかはちょっとわからないです。

ただ、企業日に「XBOXLIVEバンガイオー」を遊ぼうとブースに並んでいた際にゲームオーバーになってもクリアするまで試遊台から離れない人とかもいたので、後者のほうかもしれないです。
(ちなみにバンガイオーはメカの描写や爆発表現がパワーアップしているほかにもスティックやLRボタンの操作がトリガー操作になっているので、爽快感もDS版とくらべて大幅にアップしていました。多分今回もストーリーはないと思いますが…)

今年はどのブースも展示に力を入れていたり、一般日の来場者数も多かったりと、去年感じた業界の衰退みたいなものは感じませんでした。
平日も自分のように遊びメインで来ている人も多かったように思います。

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